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2006年2月27日 (月曜日)

脳と言語

今日も「NHK知るを楽しむ この人この世界 脳を鍛える|川島隆太」を見ました。今日はいちばん知りたかった「脳と言語」の話です。これを見るために今までの放送を見てきたといってもいいでしょう。
 

言葉には2種類ある。

  • 音としての言葉
  • 文字としての言葉

脳の中ではこの2種類の言葉が違う場所で処理されていることがわかっている。

「言葉」を脳で処理するときは同じ場所だと思ってましたが、違うんですね。

「音」としての言葉を「聞く」ときの流れ

「情報」→側頭葉の聴覚領域→ウェルニッケ野→前頭前野のブローカ野

すべての情報がブローカ野まで送られるのではなく、頭に負担のかからない状態、例えば日本人が日本語の短い文章を聞いているときには、ウェルニッケ野で終わる。ところが、同じ短い文章でも英語の場合はブローカ野まで送られることがわかりました。

ブローカ野が、より難しい処理を行う場所になるということになるのかな。
 

「文字」としての言葉を「読む」ときの流れ

「情報」→(後頭葉が働く)→下側頭回
          ↓
      頭頂葉の角回

下側頭回:文字の形、記号としての文字の意味を理解する場所
頭頂葉の角回:文字の意味が納まっている

読むときに文字情報を統合する活動を行うため、前頭葉のブローカ野を中心とした領域が働き、さらに複雑な文章だとウェルニッケ野のほか、聴覚野まで働く。

「読む」という行為は「心の声」を聞くという行為なので聴覚野も働いているということです。確かに読むときに自分の声が聞こえますよね。

そして情景を頭に浮かべることで、視覚野も働くそうです。実際に目で見ず、イメージしただけでも見ているのと同じように、同じ場所の脳が働くとは驚きです。
 

「文字」を「書く」ときの反応

「左の運動野+体性感覚野+左右の前頭前野+頭頂連合野」が働く

更に書いている文字は自然と「読む」ことにもなっているので、ものを見る「視覚野」も活性化する。

すごい!文字を「書く」という行為が、さまざまな脳を活性化させているのですね。何かを暗記するときも、書いて覚えるのがいちばんだということです。
 

お待たせしました。やっと韓国語の話が出てきます。

バイリンガルでない日本人に英語の単文の理解をさせると、左の前頭前野のブローカ野がよく働くことがわかった。

続いて韓国の人たちの中で、英語が第一外国語で日本語を第二外国語として習ってきた人たちに実験したところ、第一外国語の英語を使うときには日本人が英語を扱っているときと同じ左の前頭前野がよく働き、学んだ量が少ない第二外国語の日本語を扱ったときには、脳の働き方が韓国語と比べてもあまり変わらないという結果になった。

左の前頭前野のブローカ野が「文法」を判断していることになった。

要するに、私達日本人が日本語を話しているときの脳の働き方と今勉強している韓国語で話すときの脳の働き方が似ているということです。
 

そこであることを思いました。

「日本語の文法を勉強すると・・・」
        ↓
「日本語の文法を理解する左のブローカ野が活性化される」
=「韓国語を使うときと同じ場所の脳を活性化させる」
        ↓
「韓国語の能力がアップする」

【結論】
日本語の文法を勉強することで韓国語の能力も上がる

と思ったのでありました。(これを言いたいために、わざわざテキストまで買いました。)

どうでしょうか。この無謀な理論は・・・。

そういうわけで、少しずつですが、日本語の勉強も始めています。韓国語の初級、中級の段階では日本語の勉強は関係ないかもしれませんが、上級になったときに活かされると思ってます。


この回では、音読のすばらしさも語ってます。黙読しているときより三倍ぐらいは脳はよけいに働くのだそうです。そして左右の脳の前頭前野を含む多くの領域が活性化するそうです。

単語を覚えるときに、書いて、声にだして、耳で聞き取る。これがもっとも効率のいい方法でしょう。科学的にも証明されていることになります。

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コメント

はじめまして。
TBさせて頂いたらミスって2つも送ってしまいました。
申し訳ありません・・・m(__)m

投稿: tae. | 2006年2月28日 (火曜日) 午前 12時59分

tae.さん、はじめまして。

TBありがとうございます。それでは1つ消しときますね。
これからもよろしくお願いします。

投稿: ぱっきー | 2006年2月28日 (火曜日) 午後 08時21分

ぱっきーさん、アンニョンハセヨ~^^

じっくり読ませていただきましたよ。手で書いて、声に出して、聞く・・・の三点セットですね!頑張ります~と言いたいところだけど実は昨日からドラマを一気に観てまして、久しぶりに勉強をさぼってます。耳は韓国語目は字幕・・・じゃダメですね~えへへ

以前私が持ってるドラマのコピー版を友人が手に入れて観させて貰ったのですが、字幕が違うんですよ。(手書きみたいなのもあって変でした。これは一体何でしょう?)訳がもろ直訳でなんだか別のドラマ観てるみたいでしたよ。その代わり韓国語の勉強にはなりましたね。これを見て思ったのは日本語もできないときっと韓国語、外国語はできないだろうな~ってことです。そして翻訳の難しさを改めて感じました。

投稿: KOMI | 2006年2月28日 (火曜日) 午後 11時30分

KOMIさん、こんばんは。

ドラマでも勉強できますが、分からない単語は調べる習慣をつけた方がいいと思います。

字幕の翻訳はまた違った技術が要求されますね。英語の戸田奈津子さんの本を読むとその苦労が分かります。
韓国語の場合、基本は直訳だそうですけど、それをどう伝えるかが翻訳能力?の見せ所だと思います。日本語も難しいですよね。

投稿: ぱっきー | 2006年3月 1日 (水曜日) 午前 12時16分

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