ことばと文化
基本的にトイレ(大)に行くとき、本を持って行くんですよね。少しの時間ですが本を読むわけです。だいたい5,6ページかなぁ。
我が家では私が本を持って歩いていると、トイレに行くと思っているらしい。
そんなトイレで読んでた本の紹介です。(著者に失礼かな・・・)
ことばと文化 | |
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鈴木 孝夫 おすすめ平均 |
いろいろと教わった言語の本です。言葉とは何か、文化とどう結びついているかが書かれてありますし、外国語を学ぶ上で大切なことも書かれてます。もっと早く、英語を学ぶ中学生の時に読んどけばよかったなぁとちょっと後悔してます。
例えば「キムチ」という言葉を考えた場合、日本人の「キムチ」=韓国人の「김치」ではないです。
まず味や辛さが違います。種類も韓国は多いです。日本人の考えている「キムチ」は白菜のキムチが多いでしょうけど、韓国人の考えている「김치」は白菜だけではないですよね。それにキムチに関する思い出とかあるはずです。あのとき家族で作ったキムチが忘れられないとか、あそこで食べたキムチはおいしかったなどいろいろあるはずです。
韓国語の文章で김치と出てきたときに「キムチ」と簡単に訳することができますが、本当は文化的な背景も盛り込まないと100パーセント正確に訳したとは言えないのかもしれません。実際にそこまではやる必要もないですけど。
ことば一つ取って考えてみても、微妙な違いが国々によって出てきます。その違いを知るのも外国語を勉強する面白さではないでしょうか。
この本を読むと、ことばを学ぶのと同時に文化を学ぶ重要性を認識させられます。時間があったら、読んでみて下さい。
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