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2006年10月22日 (日曜日)

日本語の謎―韓国語で日本語にメスを入れる

買って読んだ本の紹介です。

日本語の謎―韓国語で日本語にメスを入れる

多くの日本語は韓国語からでてきているということを力説している本です。発想は面白いです。しかし、

韓国語の「下の方へ行く」が「博多」になり、「深い入江の川」が「福岡」になり、「会いに行く時の川」が「御笠川」になり、大陸から「来ましたよ」という言葉が「和白」になり、偉い人に会いに「行きましょう」が「香椎」になったという話は偶然だと言っても、あまりにも出来すぎているとは思いませんか。しかし本当のことは誰もわかりません。事実と本当の解明は推測と想像からスタートするのです。その繰り返しがだんだんと真実へと近づきそれが本当へと繋がると思いますがいかがですか。(P.99-100)

「真実と本当の解明は推測と想像からスタートする」までは分かります。だが、下線部の「その繰り返しがだんだんと真実へと近づきそれが本当へと繋がる」わけがない。推測と想像は推測と想像でしかない。推測や想像は自由ですが、それを繰り返しても真実にはならないです。「本当のことは誰もわかりません。」といっているのに、どうしてそうなるのかがわからない。

と、ツッコミを入れつつ、最後まで楽しめた本でした。


日本語の謎―韓国語で日本語にメスを入れる
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コメント

ぱっきーさん、今晩は♪

相変わらず、本をたくさん読んでいますね。
さすがです。

投稿: コン | 2006年10月22日 (日曜日) 午後 05時12分

コンさん、こんばんは。

いやぁー、まだまだ少ない方ですよ。もっと読みたい本があるんですが、時間がなくて・・・。そうやって時間のせいにしてはいけませんね。

投稿: ぱっきー | 2006年10月22日 (日曜日) 午後 07時38分

  ぱっきーさん、こんにちは。
 大変興味深い本ですね。「ハングルと日本語の語順が同じ。」このことから考えるとやっぱりルーツは、朝鮮語ですかねぇ?朝鮮語の成立についてはいつ頃かわかりませんが・・・。
 日本語(文字)の成立は、やはり西暦800年~かなぁ。でもそれ以前に日本語(言葉)としては、現在の語順で話されていたと思うし・・・。もし、遣隋使・遣唐使の時代に日本語(言葉)として成立したのは中国の影響とは考えにくいし・・・。だって、中国の影響だったら語順は中国と同じになるはずでしょう・・・?なんか書いているうちに何がなんだかわからなくなりました。ごめんなさい。全部独り言です。

投稿: コンブヘヨ | 2006年10月24日 (火曜日) 午後 02時53分

コンブヘヨさん、こんばんは。

語順だけでは何ともいえません。でも関係は深いでしょうね。
まだ日本語の歴史については勉強してないので、してみようと思います。奥が深いですね。

投稿: ぱっきー | 2006年10月24日 (火曜日) 午後 07時30分

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