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2007年2月18日 (日曜日)

歴史を知ればもっと面白い韓国映画

読んだ本の紹介です。

歴史を知ればもっと面白い韓国映画
「キューポラのある街」から「王の男」まで
歴史を知ればもっと面白い韓国映画 「キューポラのある街」から「王の男」まで

川西 玲子

おすすめ平均
stars絶好の韓国入門書だ

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題名を見て即決で買った本です。自分の考えにぴったり当てはまった題名で、歴史を知れば韓国映画ももっと面白く見れると思ってます。

歴史というと難しく感じますが、これは非常に読みやすいようになってます。難しい専門的なことまで書かれてあると読むのも大変ですよね。これはそこまで難しくありません。この本は映画に関係した歴史なので、映画を見る前に読むとその映画をより奥深く見ることができますし、映画を見た後からでもあの場面がどういう意味があったのかを知ることができます。そして韓国の歴史だけでなく、在日の人の歴史も知ることもでき、いろいろと勉強になりました。

残念ながら「王の男」の話は出てきません。ほとんど現代史に関連した歴史、映画の紹介でした。著者の川西玲子さんに次は朝鮮時代のドラマや映画に関する本を書いて出版してほしいです。
 

以下、目次です。

  1. コリアンシネマを観る楽しみ 親しみやすい隣人スターたち
  2. 焼け跡でたくましく生きていた 「夜を駆けて」「血と骨」と在日コリアン
  3. 悲惨だった朝鮮戦争 ストレートな「ブラザーフッド」、繊細な「トンマッコル」
  4. 軍政のリアリティ 「大統領の理髪師」「ラブストーリー」と朴正熙の時代
  5. 大統領候補が行方不明に!「KT」、そして70年代の青春
  6. 北朝鮮兵士も人間だった 「シュリ」「JSA」「シルミド」の背景
  7. 民主化を見つめて 「ペパーミント・キャンディー」「殺人の追憶」の重さ、軽さ
  8. あなたの隣にいる在日コリアン 「月はどっちに出ている」から「パッチギ!」まで
  9. コリアンシネマを観る愉しみ こだわりのお薦め映画

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コメント

ぱっきーさん、お久しぶりです。
毎日読ませていただいております~!
この本面白そうですね。今度探してみよう。

最近は映画もボチボチペースで120本超えてからは足踏み状態です。というのも今週子犬を我が家に迎えるため、バタバタ過ごしていて、韓国語もトンハン先生のだけ聞いてる状態です。
これで子犬との生活が始まったら、ゆっくりお勉強とか映画鑑賞するのは大変かしら?

投稿: KOMI | 2007年2月18日 (日曜日) 午後 05時23分

KOMIさん、こんばんは。

なかなか勉強になった本でした。本屋で一度立ち読みしてください。

おー!子犬ですか!かわいいでしょうね。散歩とか楽しいでしょう。犬は家に入れているのでしょうか。また時間があるときに映画を楽しんでください。たまーに見ると面白いですよ。

投稿: ぱっきー | 2007年2月18日 (日曜日) 午後 08時51分

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