第1課 38度線に近いこの北の村
今日からの応用編は波多野節子先生の「文学で親しむハングルの香り」です。
長い文章ではないので勉強しやすいです。単語と文法をしっかりと身に付けていこうと思います。
今日のNHKラジオ ハングル講座
삼팔 접경의 이 북쪽 마을
38度線に近いこの北の村
삼팔 접경의 이 북쪽 마을은 드높이 개인 가을 하늘 아래 한껏 고즈넉했다.
38度線に近いこの北の村は、高らかに晴れた秋空の下で、ひときわ静まり返っていた。
【語句】
접경【接境】:相接する境界
드높다:非常に高い
고즈넉하다:静まり返っている
봉당【封堂】:伝統的な家のひさしの下の土盛りした部分
박통:パガジの実(박=바가지:ひさご)
-을/를 의지하다【依支-】:~に寄りかかる、~にもたれかかる
구르다:転がる 담뱃대:キセル
멀찌감치(에)서:かなり離れたところから、離れたところで
미리:前もって、あらかじめ
길을 비키다:道をそれる、横道にはいる
겁【怯】에 질리다:恐怖におびえる
동란【動乱】:朝鮮戦争のこと(1950年6月25日勃発)
자국:あと、痕跡
文法のまとめ
① 한껏 ひときわ、思いきり
한껏【限-】:精一杯
한껏 갠 가을 날이었다.
ひときわ晴れた秋の日だった。
아이들은 자연 속에서 한껏 놀았다.
子供たちは自然の中で思う存分遊んだ。
한껏 노력하다 精一杯努力する
② 어쩌다 たまに
어쩌다가の縮約形
어쩌다 보이는 집에는 아무도 없었다.
たまに見える家には誰もいなかった。
어쩌다 만난 사람 偶然会った人
③ -부터 ~からして、まず
모두가 얼굴부터 겁에 질려 있었다.
誰もが顔からして恐怖に怯えていた。
아이들은 길부터 비켰다.
子供たちは、さっさと横道に逃げた。
④ -(이)라곤 ~といっては
그 동네에 이상한 점이라곤 하나도 없었다.
その村で異常な点といえるようなものは1つもなかった。
전쟁의 자국이라곤 겁에 질린 얼굴이 있을 뿐이다.
戦争の痕跡といっては、恐怖に怯えた表情があるだけだ。
⑤ 어쩐지 ~ 성싶다 なんとなく~ような気がする
성싶다:推測・予想・推理などの意味;~そうだ、~と思われる
그 마을은 어쩐지 보통이 아닐 성싶었다.
その村はなんとなく、普通ではないような気がした。
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