「しのぎ」と「角逐」
「しのぎ、すごい」麻生首相、“暴力団用語”で環境施設ほめる
麻生首相は14日、北九州市を訪れ、リサイクル施設を中心とする環境関連産業の集積地「北九州エコタウン」などを視察した。
エコタウンでは、職員からペットボトルのリサイクル処理などの説明を受け、首相が「民間で(環境対策を)銭にしちゃおう、しのぎにしようというところがすごいね」と、暴力団の資金獲得活動を指す意味で使われることもある「しのぎ」を口にする一幕もあった。
別に麻生さんをかばおうという気は全くないのですが、何かもう揚げ足取りのようになっている気がします。何も発言できなくなるのではないでしょうか。慎重に言葉を選んで発言すべきなんだろうけど、ちょっと失言探しになっているようです。
私は単独の「しのぎ」が暴力団用語だとは知りませんでした。麻生さんも暴力団用語だと知っていて使うなら問題かもしれないが、知らなかったんじゃないでしょうか。あーでも、仁侠映画とか見てそうな感じだし、何とも言えない。
そんなことはどうでもよく、「しのぎ」という言葉です。
よく使うのは「退屈しのぎ」か「しのぎを削る」ですか。使い方は違いますけど。
韓国語で調べてみました。
심심풀이 退屈しのぎ
심심하다(退屈だ)+-풀이(解くこと、晴らすこと)かな?
임시 변통【臨時變通】 その場しのぎ
우승을 놓고 각축을 벌이다.
優勝をめざぐってしのぎを削る。(각축【角逐】)
かくちく【角逐】
[名]《「角」はあらそう、「逐」はおいはらう意》互いに争うこと。せりあい。
知らなかった用語が出てきます。日本語の勉強もしなければ。
逆に日本語の勉強は韓国語の学習の手助けになりますね。
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